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豆知識今年も白蟻の季節がきました。
と言っても白蟻は冬以外はすぐ近くで活動してるんですが・・・。
そう。お宅の庭にもいるはずです。
木を土に刺しておけば1週間位で食べられ始めている事もあります。
めったにないのですが、この白蟻が床下の基礎から上がってきて家の土台や柱を食べて床が抜けることがあります。
普段は暗いところで生息しているので見えないのですが、今頃から被害報告の電話が鳴りはじめます。
地中の巣から他に移動するため、白蟻の体が黒くなり、羽が生えて何千匹・何万匹が家の中で飛び回る事があるからです。
ヤマト白蟻の羽蟻は雨上がりの翌日晴れた朝~昼前に飛び立つ事が多いです。
今年は5月4日にお電話を2件いただきました。
次回の雨でも可能性がありますのでお知らせします。
また、家白蟻は6月~7月の夕方飛び立つ事が多いようです。
どんな家が被害に会いやすいか箇条書きにまとめます。
1)白蟻予防工事をしてない家。おおむね築10年以上(古いほど被害報告が多い)
2)浴室の床がタイルで洗面所との間の床や木枠の下が一部腐って穴が開いている
3)洗面所の木の窓枠が一部腐って穴が開いている
4)床下が常に湿っている(敷地に苔が生えている)
5)毎月雨漏りしているが放置している家
6)浴室の基礎が一部白くなっている(水漏れしている)
羽蟻が部屋の中や外壁が真っ黒になるくらいいっぱいいたらかなり被害が進行している可能性があります。
こうならないようにするためには予防工事をしておきましょう。
弊社にお電話下さい。お見積りは無料です。
重松建設株式会社
フリーダイヤル0120-089-804
担当:村上 賢二
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不思議なもので日本人は近くの人や物を軽視する傾向があるのかも知れません。
ことわざ通り親族が亡くなってからありがたみを感じたり、遺品を処分した後で
捨てなきゃ良かったと思ったり・・・・
実は桜井漆器もその一つ。実家の片付けをしていて桜井漆器が出てきました。
以前は詩吟教室等で来客が多かったため、茶器等いいものがありました。
しかし、置き場所に困って処分してしまったんです。
たまたま愛媛県の伝統的特産品の現状を書いた「伝統を綴る」という本を弊社重松社長が紹介してくださったので読んでみました。
漆器の産地は全国各地にあるけれど桜井漆器は今、NHKの朝ドラで話題の輪島塗や会津、和歌山の黒江などから技術者を集め、それぞれのいいところを取り入れて作ったそうです。
更に「櫛指法」という独特な技法を考案し、非常に堅牢なものになり、
西条藩の蒔絵の技術で美しさが加わり、供給が追い付かない程だったそうです。
桜井漆器は漆器の中でも有名な輪島より質の良い物とは知らなかったです。
捨てなきゃよかった・・・・・
「手作りの歴史ある技術の器を手にしながら、作り手の苦労を思いやる。」
そんな心の余裕を持てるのはいつの事やら・・・・
今では、他の伝統的特産品と同じく安い代用品におされ、数軒しか残ってないそうです。
伝統を継承していくには公的な支援が必要なのかも知れません。
村上
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突然ですが・・・
今治市菊間町の瓦館で焼き物作った事がありますか?
松山市の武道館の中庭にある高さ2m程の鬼瓦は笑っているのを知っていましたか?
御存知とは思いますが、下記は今治地元の伝統的特産品『菊間瓦』についてのレポートです。
菊間瓦の生産は750年以上前の戦国時代からの記録が残っています。
瀬戸内の本格的木造住宅ばかりでなく、道後温泉・松山城・神社仏閣・皇居御造営瓦としても有名でした。
菊間瓦の銀色に輝く「いぶし瓦」と手造りの「鬼瓦」は今日でも世界に誇れる手造りの技術があり、伝統と工夫があります。
それは単に製品としてだけでなく、造るためのノウハウや文化があります。次の世代に繋いでいかないと消えてしまいます。
新築時高価でも60年という長い目で見れば決して高価とも言い切れませんが、住宅をはじめ、採用頻度が少なくなってきています。
NHKの朝ドラでは輪島塗や塩田の塩づくりが取り上げられています。
一方和食が世界無形文化遺産に登録されて見直されたりしています。
今こそこの瓦文化を残すべく輸出を含め生産者が生活していく収入源を見出さなければなりません。
我々にできることは 菊間瓦を再認識してもらうため、県外に出た人や菊間瓦を知らない人を菊間瓦館に連れて行くことから始めたらいいのではないかと思いました。
鬼瓦や歴史の展示があったり、小物や置物を菊間瓦で造って焼いてくれたり工夫をしています。大人も子供も楽しめます。
自称 郷土愛好家 村上
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