スタッフブログ
STAFF BLOG
耐震診断・耐震改修設計の越智です。相変わらず寒い日々が続いていますね。自転車通勤している者としては天気予報確認が毎日欠かせないです。
さて、いつもご紹介させていただいている耐震診断・改修ですが、今度から瓦を改修すると約55万円が愛媛県から補助されるようになりました。屋根を軽い素材に変えるだけで立派な耐震改修工事になりますので耐震が気になる方は是非、今治市建築課までお問合せしてみてください。
1995年(平成7年)1月17日火曜日に阪神大震災が発生しました。
今から28年前になります。
今でも鮮明に覚えてます。
前年の1994年(平成6年)6月1日に住友林業イノスグループに加盟して、
ちようどその日に、大阪でイノスグループの全国大会か?何か会議に父務が参加する予定でした。
父務64歳、私が36歳でした。まだまだ務は元気でした。
前日、今治港から「おくどうご3」に乗船し、翌朝5時50分に東神戸港に着く予定でした。
※「おくどうご3」 1976年(昭和51年)から今治ー神戸航路に就航。1998年運航終了。
この日務が乗船した「おくどうご3」の船長さんの取材があったので紹介させて頂きます。
1月16日 22時20分 乗客248名と車両64台。今治港を定時に出航。
1月17日 4時18分 明石海峡西口に定刻より7分早く到着。到着予定時間5時50分より早い
5時45分に下船する予定。
5時27分 各乗組員は入港配置につく。
5時45分(震災1分前) 第3岸壁に平行する。船首、船尾から最初のロープを送り、係留ビットに掛け
た。ロープは最終的に2本ずつかける。この時は1本ずつがたるんだ状態で掛かっていた。
5時46分 船底から突き上げる振動。陸上の構造物は揺らぎ、眼下に地割れが走り、
駐車中の車もろとも深い陥没へ。
5時50分 各部安全確認後、甲板部へロープの切断を指示。港外へ向かい微速前進。
防波堤から1.5マイル地点で夜明けを待つ。情報はなかなか入ってこない。
9時頃 本社より、泉大津のフェリー岸壁は被害なく接岸出来るとの連絡。
10時20分 泉大津へ移動開始。
13時 泉大津岸壁に着岸完了。
13時55分 今治へ帰路の航海につく。再び神戸沖を通過しながら、なお一層大きく
立ち昇る黒煙を見ながら、何もしないで立ち去るような後ろめたい重い気持ちをおさえながら帰路につく。
※震災後検証 5時45分に下船を開始していれば、地震の衝撃で車両は海に落ち、
下船中の乗客は転落。陸上とロープで完全につながれている船は、縦揺れに横揺れが加わり、
船内に相当なダメージを受けたと思われる。
(着岸予定の岸壁は海側に倒れていた)
父務は危機一髪無事帰ってきました。
その後、あまりこの日の事、そして阪神大震災の事を語りませんでした。
船長さんと同じ後ろめたい重い気持ちがあったのではと思います。
その思いも胸に、耐震工事を進めてゆければと思います。
他に、今治南高等学校耐震工事、今治工業高等学校耐震工事、日高小学校耐震工事、国分小学校耐震工事、
近見小学校耐震工事etc.
明けましておめでとうございます。
皆さん
こんばんみ
ナベ🍲です。
さあ、今年も始まりました。
皆さん、年末年始はどう過ごされていましたか?
どちらにお出掛けされましたでしょうか
それとも、寝正月?
わたくしはといえば
末から明けに掛けて
ある場所でゴゾゴゾしておりました。
実は仕事で使っている車両を軽トラックから軽の箱バンにチェンジするように指示が出まして(社長から)
もちろん年末ギリギリまで忙しくしていたものですから、そんな暇もなく
この年末年始にやっておかないとえらい目にあうなと・・・
そこで箱バン改造計画が始動しました。
まずは軽トラックを片付け掃除
今までの労を労いつつ
ご苦労様、今までありがとね。(ちゃんと会社にまだあります。)
そして、今度は君をバージョンアップだ
何もない状態から、試行錯誤しつつ
時には組み立て
時には道具箱を配置してみて
これは違うなと悩みつつ
(結局、ここからまた配置が換わる)
道具が多いので道具箱をまとめようと思い始める。
で、
ポチる・・・
(結局この道具箱は使わなかった・・・)
で、配置してみる
ビスとかを収納している道具箱は下の方がよいと気づく・・・
席の後ろ側によく使う道具類を配置する・・・
形が見えて来たぞ(☆▽☆)キラ~ン
五日間の苦闘の末たどり着いた配置がこれだ
チャララ~、ラ、ラ、ラ、ラ~~~~(ビフォーアフターの音楽)
運転席と助手席の間まで使う収納術
そして、屋根の上にはキャリーが
生まれ変わったこの車で
皆様のお宅にお伺いさせて頂きます。
点検に
メンテに
リフォームに
今年も宜しくお願い申し上げます。
ナベ🍲でした。
先日、古民家の伝統耐震診断を行いました。
伝統耐震診断は、地盤と建物に揺れを感知するセンサーを設置し、
地盤とと建物の固有周期と共振性能係数、最大振幅応答倍率の3つの
要素を計測し、「建物の揺れ易い癖」を解析します。
昭和25年施工の建築基準法制定以前に建てられた「伝統的建築物」
と建築基準法制定後在来工法により建てられた築50年以上経過した
建物が対象です。
実際の伝統耐震診断の様子です。
月末に精密診断が出ますので、それに基づき耐震補強プランを提案
させて頂きます。
耐震改修工事後にもう一度地震計を設置し、再度測定を行い、
お施主様にお引き渡しさせて頂きます。
古民家の耐震工事も重松建設にお任せください。
愛媛県地震被災建築物応急危険度判定士 重松宗孝
皆さん
こんばんみ
ナベです🍲。
さてさて、前回の続きから
植木の伐採が終わり
次に進みます。
離れの浴室を壊すのじゃ!!
ハツリ機を用意し、上に登り
バリバリやるのじゃ
始まりました。
先ずは少し屋根の部分を砕き
そこから徐々に広げて行き
ドンドン下にハツリカスを落としていく。
空が見えて来たぜ( ゚Д゚)
横からもバリバリと
ふふふふっ
じわりじわりと
壁が無くなっていくのがわかるかな
<おまけ>
次世代のパワー担当は君だ
OU君!!
ナベでした🍲。
設計室の多田です。
令和4年度の今治市役所の耐震診断・耐震改修補助金の申込み期間が決まりましたのでお知らせいたします。
耐震診断
令和4年4月18日(月)~令和5年1月31日(火)
耐震改修など
令和4年4月18日(月)~令和4年11月30日(水)
詳しくは、広報いまばり4月号をご覧ください。
さて、今回ご紹介する耐震診断時に扱う用語は【上部構造評点】です。
上部構造とは壁や柱など家の構造物のことです。
上部構造評点とは震度6強の地震で建物が倒壊しないために必要な力(必要耐力)に対して現状の耐力(実際に建物が保有している力)の割合です。
耐震診断ではこの上部構造評点によって、「倒壊しない」「一応倒壊しない」「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」の4段階に判定されます。
昭和56年以前の建物では旧耐震基準であるため、「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と判定される場合がほとんどです。
さて、今回は【上部構造評点】について簡単にご紹介しました。
当社では、今年度も耐震診断・耐震改修工事にも力を入れて取り組んでまいります。耐震診断・耐震改修工事をお考えの際には、是非とも当社をご検討下さい。
設計室の多田です。
寒くなったり暖かくなったり気温の変動が激しいですね。通勤路の桜並木にも桜が咲いてきました。ゆっくりと桜を愛でる余裕を持ちたいものです。
さて、今回紹介する耐震診断時に扱う用語は【軟弱地盤割増係数】です。
【軟弱地盤割増係数】とはその名の通り著しく地耐力の弱い液状化しやすい軟弱地盤の場合に割り増す係数です。
この係数、なかなか判別が難しいです。申請者の方からお話を聞き、家が建つ前の地盤の状況などを聞いて判断致しますが、ボーリング調査をするわけでもないので、聞き取り調査からの経験則に基づいて決定する場合が多いです。
軟弱地盤だと判断された場合には、必要耐力に1.5倍を掛けます。この【軟弱地盤割増係数】はかなり大きな係数として乗ってきます。
この係数が乗ってきたときは、耐震改修工事も大規模になるものと思って間違いないと思います。
さて、今回は【軟弱地盤割増係数】について簡単にご紹介致しました。
当社では、来年度も耐震診断、耐震改修工事にも力を入れて取り組んでまいります。耐震診断、耐震改修工事をお考えの際にはぜひ当社をご検討ください。
設計室の多田です。
春のお彼岸の時期になりましたね。毎年この時期は家族でお墓参りに行くのですが、今年は良い報告が出来そうです。
さて、今回紹介する耐震診断時に扱う用語は【必要耐力係数】です。
【必要耐力係数】とは、家の階数、屋根の重さなどによって決まってくる係数です。
地震が発生したときに、その建物の重量が重い方がより大きな力が掛かります。
その為、平屋と2階建て住宅では2階建て住宅の方が耐震的に不利になってきますし、軽い屋根と重い屋根では重い屋根の方が不利になってきます。
屋根の分類として、金属板・スレート葺きなどの屋根を軽い屋根、桟瓦葺きなどの屋根を重い屋根、土葺瓦屋根などの屋根を非常に重い屋根と分類しています。
中には、重い屋根と軽い屋根が混合している場合がありますが、その時は耐震的に不利な方の屋根で診断させていただいております。
今回は【必要耐力係数】について簡単にご紹介させていただきました。
当社では耐震診断を数多くこなしてきており、耐震診断からその次の耐震改修まで一貫して行っておりますので、耐震診断・耐震改修を行う際にはぜひ当社をご検討ください。
設計室の多田です。
東日本大震災から今日で11年が経ちましたね。天災はいつ起こるかわからないからこそ、常日頃から防災意識をもって暮らしていきたいものです。
さて、今回紹介する耐震診断時に扱う用語は【多雪地域加算】です。
例えば北海道や東北地方、北陸地方などの多雪区域では積雪深により割増係数を加算します。
上に雪が降り積もって重たいほど支える力が必要になるので、屋根に雪の重みが乗る分を加算しましょう、という考え方です。
多雪地域とは、建築基準法で定められている、垂直積雪量が1m以上の地域のことで、多雪区域とも表します。
1m以上の雪が降り積もる地域では【多雪地域加算】をします。愛媛県では久万高原町がそれに該当します。
今治市ではそこまで雪は降り積もりませんので、【多雪地域加算】はせず、一般地域として考えます。
今回は【多雪地域加算】について、簡単にご紹介させていただきました。
当社では耐震診断を数多くこなしてきており、耐震改修工事の実績は今治市ではナンバー1です。耐震診断からその次の耐震改修まで一貫して行っておりますので、ぜひ当社をご検討ください。
設計室の多田です。
この時期になると、レミオロメンの「3月9日」を思い出します。もう十八年も前の曲ですが、原付に乗りながらふと口ずさむ時があります。
さて、今回紹介する耐震診断時に扱う用語は【偏心率】です。
前回ご紹介しましたように地震によって、建物に水平の力が加わった時、その力は重心にもっとも強く働くことになります。
しかし、建物の一番強い部分は剛心であるため、重心と剛心の距離が離れていると、そこに「ねじれ」が生じて建物に損傷を与えてしまいます。
【偏心率】とは、この重心と剛心とのずれの程度のことを言います。
例えやみくもに壁補強による耐震補強工事を行ったとしても、【偏心率】が大きければ耐震性を得ることはできません。
この【偏心率】の大きさも耐震診断時に構造評点を求める際に関わっており、その程度をいかに小さくして建物をバランスよく強くしていくかが耐震改修時に考える項目の一つとなっています。
さて、今回は【偏心率】について簡単にご紹介させていただきました。前回の内容と重複する部分も多いです。
当社では、耐震診断報告時にそう言ったこともご報告させていただきます。
耐震診断からその先の耐震改修まで、ぜひ当社をご検討して頂ければと思います。
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