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本の紹介設計室の多田です。
大相撲、貴景勝が最小勝ち星で優勝しましたね。実力が拮抗しているということでしょうか。横綱昇進目指して頑張って貰いたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は建築資料研究所編『町家の知恵、美しい暮らし 住み継ぐ 藤岡建築研究室の改修・再生と新築』です。
あらすじ…暮らしやすくて美しい。時が経つほど味わいが増す。住みたい家には日本の知恵が生きていた。
本書には、古民家再生のスペシャリストである藤岡建築研究室で建てられた10軒の実例と、知っておきたい改修の知識が書かれています。
古民家のリノベーションは、築浅物件のリノベーションよりも考えることが多く、とても難しい印象です。
私も耐震改修設計をやっていますが、リフォームの設計はやっていないのでこういった本を読むことでも、知識を付けていきたいと思いました。
物価高騰で、新築を建てるのも大変な時代になってきました。
こうした空き家をリノベーションして住むというのも、選択肢の一つに考えてみるのも良いかと思います。
私達も長く住み続けることが出来る家がつくれるように、お手伝いさせていただきますのでどうぞお気軽にご相談下さい。
設計室の多田です。
コスモスや彼岸花が咲く季節になりましたね。9月も下旬ですが、まだまだ昼間は暑くてかないませんね。今年は、ゲリラ豪雨が各地で被害をもたらしましたが、こういった異常気象も増えていくのでしょうかね?
さて、今回ご紹介する本は主婦の友社編『はじめての家づくり基本レッスン決定版』です。
あらすじ…土地選び・依頼先選びに始まり、家が完成するまでに必要なプランニングや間取りの考え方、設計図面・法律・建築用語の基礎、設備機器や部材の選び方、災害&犯罪対策、住宅ローン活用法など今日から役立つ最新情報が満載!
本書は、家を建てる前に必ず知っておきたい、家づくりの基礎知識やポイントをまとめた「家づくりの入門書」です。
9年前の本なので、実情とそぐわない部分もありますが、家づくりの知識を深める意味では読んでおいて損はないと思います。
何でもそうですが、一つの本の知識だけで得た知識よりも、沢山の本を読んで得た知識の方が圧倒的に強いです。
多くの本で述べられている知識は、信じてよいと言えるのではないかと思います。
読書はしんどいという方は、近年はAmazonオーディブルといった「聴く読書」というのも流行っているみたいです。
もちろん、人から話を聞くというのも有効な手段の一つです。
様々な手段を駆使して、後悔のない家づくりが出来ますことを私たちも望んでいます。
設計室の多田です。
鹿児島国体の高校野球、1回戦でいきなり夏の甲子園決勝で激突した慶応VS仙台育英みたいですね。夏の甲子園では慶応が勝ちましたが、仙台育英がリベンジするのか、慶応が勝ち進むのか、楽しみです!
さて、今回ご紹介する本は藤原智美著『集中力・思考力は個室でこそ磨かれる なぜ、「子供部屋」をつくるのか』です。
あらすじ…マイホームを手に入れようという人たちの念頭にあるのは、じつは「子育て」です。この本は、子供部屋について考えることがテーマです。そして、どんな子供部屋が子の成長にはいいのかを探ろうというものです。
本書は、『「家をつくる」ということ』の芥川賞作家により書かれた、子供部屋の必要性について考えていく本です。
私は3兄弟の長男として育ちましたが、自分の子供部屋、というものはありませんでした。
大学生になり、初めて一人暮らしを始めましたが、その寂しさに初めの頃はホームシックになったものです。
子供部屋、という表記は日本独自の表記であるみたいです。外国では、子供部屋やも夫婦寝室もベッドルームと表記するそうです。
日本人は、子育ての為にマイホームを購入する人も多いと思いますが、子供部屋は必要ではあるが、その部屋の大きさは小さいもので良い、と著者は述べています。
詳しくは、本書を読んで貰いたいのですが、現代の子供は子供部屋で過ごす時間が成長するほど短くなり、高校生の頃になると、勉強と睡眠以外では使わなくなる、と述べていました。
それでも、子供部屋は、一人の時間を作り自立心を促すために必要である、と著者は述べていました。
私は、高校生までは常に誰かに囲まれて暮らしていたので、そういった自立心というものがあまり育まれなかったようだとこの本を読んで感じました。
著者が芥川賞作家と知らずに何気なく本を取りましたが、読み応えのある一冊となっております。
マイホームの購入理由を、「子育て」の為と限定せずに、子供が巣立ってからの方がマイホームに住む時間は長いですから、夫婦で過ごす時間のことも考えて、購入されることをおススメします。
設計室の多田です。
日中はまだまだ暑いですが、朝晩は少し涼しく感じるようになってきました。季節の移ろいを楽しみたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は釜中明著『後悔しない! いい家づくりの教科書』です。
あらすじ…住まいというのは、人が納まるだけの単なる箱ではない。
本書は、後悔しない家づくりをする為にどのような点に気を付けていけばよいかが書かれた説明書のような本です。
過去にも似たような本を読んできましたが、この本の著者が推しているのは、木造の在来軸組工法で建てられたどこにでもあるような家です。
この著者が力を入れて書かれていたのが、地盤調査はしっかりと行い、軟弱地盤であるようならしっかりと地盤改良をしておくこと、在来軸組工法の特徴と長所、木造住宅が良い理由、適切な断熱施工を行うこと、などです。
この本が書かれたのが平成22年なので、13年前ですがこの本の著者は断熱性能、耐震性能、シックハウス症候群にならないために気を付けること、など住む人に寄り添った考え方がまとめられていました。
この本にも書かれていましたが、建て主もしっかりと勉強して、施工業者や設計士と一緒に考えて家を建てることが大切です。
一生に一度かもしれない大きな買い物ですから、素人だからと任せきりにせずに、様々な要望を出してくれた方が、作り手側としても気合が入ります。
もちろん、予算との兼ね合いや構造上の問題などで、全てを叶えることは難しいかもしれませんが、後悔しない家づくり、一緒に取り組んでみませんか?
設計室の多田です。
9月に突入しました。まだまだ暑い日が続きますが、体調を崩さないように気を付けて仕事に励みたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は島弘子著『50代になって考える住まい リフォームでワンフロアに暮らしを作る』です。
あらすじ…リフォームによる私のラストステージ作りは、細部の便利さをとるのではなく、トータルコストを抑えつつ、ワンフロアの一体感と自然素材にこだわり、見た目も心地よい、大人の空間づくりに力を注ぎました。
本書は、著者が50代を過ぎた頃から考える最後のステージ作りとして、次女から譲り受けた都内のマンションをリフォームして住むまでのお話となっています。
都内では、新築戸建て一軒家を建てるよりも、タワーマンションの一室を購入する方が費用対効果が高いと言われています。
新築は、なかなか庶民の手に届くような代物ではありませんが、中古物件を購入しそこをリフォームするという形も増えてきているように思います。
リフォームを成功させるのに、どこに依頼するかは非常に大事なことで、実はこれがリフォームに踏み切れない大きな原因かもしれません。
選択肢としては、大きく6つあり、それぞれ、
長所:手間のコストが抑えられる。 短所:業者の価値観や好みが優先されることがある。
長所:流通品の模様替えなら安くて早い。 短所:内容が掴みにくい。
長所:大手という安心感がある。 短所:比較的高く付く。
長所:デザインに合ったもの探してくれる。 短所:小さな工事は請け負ってくれない所もある。
長所:インテリアに自信がない人にはおススメ。 短所:誰が現場を見てくれるかわからない。
長所:デザイン性に富んだリフォームが出来る。 短所:行き過ぎたデザインや無駄なデザインがコストアップにつながる。
といった、長所と短所を持っています。
弊社では、リフォーム工事も得意としておりますので、リフォームをお考えの際はぜひご相談頂ければ幸いです。
設計室の多田です。
明日、明後日と24時間テレビが放映されますね。前回書いた夏の甲子園とこの24時間テレビが終わると、いよいよ夏が終わるのだなと感じてしまいます。
さて、今回ご紹介する本は高橋剛志著『職人起業塾 目先のノウハウに別れを告げて会社本来の力で稼ぐ仕組みをつくる』です。
あらすじ…工務店は販売会社ではなく、ものづくり企業です。職人が現場で存分に力を発揮すれば、チラシなどの広告を一切しなくても次の仕事を頂ける好循環が生まれるのです。
本書は、前々回に読んだ、『小さなリフォーム工務店・ひとり親方の徹底して地域密着で儲ける経営』と同じような経営ノウハウ本です。
本書は、前々回読んだ本の著者よりも規模の大きい会社を経営していますが、その考え方の根本は同じだと感じました。
売上よりも顧客を大事にすると後でその成果は出てくる、会社とお客様だけを大切にするのではなく現場で働いている人間のことも考える、弱みこそ見せる、デメリットをメリットが凌駕する、などやはり人と人との繋がりを大切にしていくことこそ、企業を成長させる近道だとこの本には書かれていました。
目先の売り上げだけに囚われるのではなく、誠実に真摯にお客様と向き合って仕事をしていくことが大切なのだなと思いました。
この本の結びに、
「心が変われば、態度が変わる。態度が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる」
という文がありましたが、私も人と人との繋がりを大切にして、人生をより良くしていきたいと思います。
設計室の多田です。
夏の甲子園もいよいよ大詰めですね。夏の甲子園が終わると、今年も夏が終わったなという感じがしてしまいます。
さて、今回ご紹介する本は田所辰之助、川嶋勝 監修『絵本のようにめくる建築の物語』です。
あらすじ…まばゆい光を味方にした奇蹟のデザイン! なぜ倒れない!? 不安定な構造を支える驚きの技術! 世界中の近代・現代建築の魅力と秘密に迫る。
本書は、世界中から63の近代・現代建築を厳選し、その魅力と秘密を美しい写真とともに紹介されています。
「絵本のように」とは書かれていましたが、絵ではなく写真でしたし、文字も小さかったです。
だから、読みづらいかと言うとそんなことはなく、絵本というより図鑑を読んでいるような気持ちでした。
有名どころについて数多く紹介されていて、誰もが一度は写真かテレビで観たことがあるものばかりでした。
大規模建築物は、観ていて華やかですしその町のランドマークになるような存在ですので、個性豊かでユニークな建築物が沢山ありました。
写真も綺麗で美しかったですが、もう少しニッチな建物の紹介もして欲しかったなと私は思いました。
早くPHP9月号を読み終えなくてはと思いつつ、数日。
やっと昨日読み終えました。一気に読み進めるタイプではないので。
PHP作文甲子園のページに、
「おばあちゃんとの出会い」岩田くるみ 浜松開誠館高等学校3年
あれ、この高校、甲子園で今年で出てない??
テレビを観るとなんと、浜松開誠館と北海高校との試合をしてました。
文武両道でしょうか。どちらも甲子園!!
学校のホームページを見ると、
毎年複数の学生がPHP作文甲子園に入賞しているとのこと。素晴らしい!
一番右はPHPの大谷さんですね。
毎月PHP楽しみに読んでます。
なかでも、描かれたさまざまな愛を読み解きます「愛の絵」が楽しみです。
文章は中野京子さんです。
この方の文章は毎回、痛快ですね。
第21回は、「恋に燃えるキルケー」でした。
恋に燃えたキルケーが恋がたきに嫉妬して、彼女がいつも水浴している湖に
毒液を流し込む絵です。
中野京子さんの文章が痛快です。
「嫉妬」という言葉は、「嫉み(そねみ)」と「妬み(ねたみ)」から成り立ち、
どちらも部首が女偏なのはいかがなものか。
女から言わせれば、あらゆる局面で男のほうがずっと嫉妬深い(ただし自覚はない)
のだから、ぜひ男偏に直していただきたい。
※PHP9月号より
こんな痛快な文章を書かれる中野京子さんに嫉妬してしまいます。
でも、自覚はあります。
設計室の多田です。
今日から3日間、弟夫婦が実家に帰ってきます。両親も、孫の為に色々と準備をしていますが、孫はまだ両親や私が誰かわからないかもしれません。
さて、今回ご紹介する本はナショナルジオグラフィック編 安倍雅史監修『消滅遺産 もう見られない世界の偉大な建造物』です。
あらすじ…現地へ行っても残っていない、失われてしまった姿を写真で見る。「世界から消えても、記録は残った」写真とデータでめぐる、完全に失われたもの・復元されたもの・危機に直面しているもの
本書は、世界から消えてしまった素晴らしい建造物や、惜しくも忘れ去られてしまったかつての姿を写真で蘇らせています。また、現在も危機にさらされている遺産の往時の威容も収録しています。
消滅遺産として有名なベルリンの壁は、私の記憶にも強く刻み込まれております。民衆が壁を壊す姿は、まさに革命的なことだと感じました。
また、バーミヤンの大仏も記憶に残っております。タリバンによって巨大な石造の大仏が破壊される姿は哀れとしか言いようがありませんでした。
現在は消滅してしまった遺産がある中で、現在も残り続ける遺産もあります。ナスカの地上絵、ピラミッドなんかは有名ですが、現在も存在し続けていることに威容を感じます。
日本でも、首里城が焼け落ちたり、熊本城が地震で崩れたりしましたが、修復・復元されて元の姿に戻ろうとしているのも素晴らしいと思いました。
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