スタッフブログ
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本の紹介設計室の多田です。
寒いので、家でもエアコンを付け始めました。エアコンのある生活、やはり快適で良いですね!
さて、今回ご紹介する本は福田知弘著『都市と建築のブログ総覧』です。
あらすじ…ワクワクする体験はどうやれば出会えるのだろう? 「都市と建築のブログ」は、筆者が実際に訪れた都市・建築の体験を残したものだ。 (中略) いまだ落ち着かない今日この頃であるが、本書と3Dデジタルシティを通じて、都市や建築、地元の人々や仲間たちの魅力に触れていただければ幸いである。
本書は、著者が巡ってきた50の地域を、ユーモアを交えながら記事としてまとめたものです。
実際に旅に出た人の所感が写真を交えて生き生きと書かれていました。
読めない漢字や人名、地名が沢山出てきて飛ばし飛ばし読みましたが、やはり世界を旅するのは面白そうでした。
ただ、一人旅は流石に怖いので、誰かと連れ立って行きたいなと思いました。
今回は、旅っていいなと思わせるような本でした。
本当は「ぜんぶ絵でわかる」シリーズを借りたかったのですが、他の人に借りられていたので借りられませんでした。
次回は、「ぜんぶ絵でわかる」シリーズの続きをぜひ借りて読みたいなと思います。
設計室の多田です。
今日から12月ですね。今年もあと1カ月もないと思ったら、寂しさを感じます。こう感じるのは寒い冬の気候や年齢なんかも関係してくるんでしょうね。
さて、今回ご紹介する本は照井康穂ほか2名著『ぜんぶ絵でわかる3 鉄骨造』です。
あらすじ…どこから読んでもわかりやすい! “これだけはおさえておきたい”鉄骨造のポイントを完全図解。
本書は、計画から構造、施工まで、避けては通れない「鉄骨造のすべて」を徹底図解している本です。
『ぜんぶ絵でわかる』シリーズもこれで3冊目、今回は鉄骨造に関するお話でした。
鉄骨造に関しては、構造は大学で色々と勉強したのは覚えていますが、頭に残っているかと問われると「うーん」と首をひねってしまいます。
仕事でも、鉄骨造に関して関わる機会があまりないので、正直よくわかりません。ですが、今の高層建築物を作っているのは、鉄骨造が多いということを考えると、それについて知っておくことは大切だと思いました。
私の家も、軽量鉄骨が入っている家なので、鉄骨造について詳しくなることはこれから軽量鉄骨の家のリフォームをする際にも重要になって来るのではないかと思います。
これからしっかり学んで、正しい知識を身に付けたいと思いました。
設計室の多田です。
11月は、いい姿勢の日(11月1日)、いいよの日(11月4日)、いい歯の日(11月8日)、いいインコの日(11月15日)、いい夫婦の日(11月22日)など「いい○○の日」が沢山あります。因みに今日は、「いい尿の日」だそうです。
さて、今回ご紹介する本は飯野秋成著『ぜんぶ絵でわかる2 建築設備』です。
あらすじ…どこから読んでもわかりやすい! “これだけはおさえておきたい”建築設備のポイントを完全網羅。
本書は、給排水・空調・電気・省エネ・防災・防犯など、建物を快適に保つ「設備の基本」をわかりやすく図解して書かれた本です。
X(旧Twitter)ではお馴染みの現場猫を使って、建築設備のあれこれについて詳しく解説してあるので、この一冊を全て網羅したら、建築設備についてかなり詳しくなっているなと思いました。
私はどちらかと言うと設備よりも構造の方が専門ですが、建築関係の仕事をしていく上で当然知っておいた方が良い内容ばかりでした。
「ぜんぶ絵でわかる」シリーズは内容がボリューミーで読むのが大変ですが、まだ続巻が出ているので、頑張って読みたいと思います。
設計室の多田です。
今週に入って、一気に気温が下がりましたね。原付通勤の私も、ライダースジャケットを引っ張り出してきました。
さて、今回ご紹介する本は飯塚豊著『ぜんぶ絵でわかる1 木造住宅』です。
あらすじ…どこから読んでもわかりやすい! “これだけはおさえておきたい”木造住宅のポイントを徹底図解。
本書は、木造住宅の設計に関するいろはの知識を、著者独自の視点から書いている本です。
この本では、「建築計画をする時は、まず屋根から考えろ!」と書かれていました。
私は全ての図面は平面図に通ずると思っていたので、目からウロコでした。
著者曰く、「建築の見た目は屋根が9割」なのだそうです。敷地状況、空間性、コスト等をにらんで、屋根形状の「最適解」を提案するのは設計者の重要な役割なのだそうです。
平面図に合わせて、屋根形状を決めていくのではなく、屋根形状から、平面図を決めていく、難しそうではありますが、設計手法の一つとして、なるほどなと思いました。
今回の本は、「ぜんぶ絵でわかる」シリーズとして、色々出ているみたいなので、次回もまた借りて読んでみたいと思います。
設計室の多田です。
11月だというのに、昼間は暖かいですね。一昨日、立冬を迎えたとは思えないですね。
さて、今回ご紹介する本は畠山サトル著『350万円で自分の家をつくる』です。
あらすじ…約6カ月、費用は約350万、セルフビルドで建てられた家の全貌。
本書は、畠山サトル氏がセルフビルドで建てた家の全容を詳細に説明した本です。
この本を読んで、全くの素人ではないにしろ、まさか確認申請をちゃんと通った家をセルフビルドで建てられるものなんだ、と驚きました。
もちろん、専用の資格、許可を得ていないとできない工事はやって貰っていましたが、それにしても、家を自分で建てようとは私はとても思えません。
しかも、その家が2012年の「住まいの環境デザイン・アワード2012」で住空間デザイン最優秀賞を受賞するんですから、なお驚きです。
私も自分の家を建ててみたいという気持ちはありますが、なかなかその費用を作るのが大変です。
約350万円で出来る家、凄く素敵で魅力的ではありますが、私はとても出来る気がしません。
私は私のできる範囲のことをしながら、夢を叶えていきたいなと思いました。
設計室の多田です。
もう11月ですね。日が暮れるのも随分早くなりましたね。寒くなってくると何もする気が起きなくなってくるのですが、何とか自分を奮い立たせないといけませんね。
さて、今回ご紹介する本は文 丸々もとお 写真 丸田あつし『夜城』です。
あらすじ…史上初! 夜の城の写真集。 話題の「真夜中の名城」へようこそ!
本書は、その名の通り夜の城の写真を簡単な紹介文付きで45城紹介している本です。
地元、「今治城」や松山市にある「伊予松山城」も紹介されていました。
写真には詳しくないのですが、夜の写真は何も写らないのではないかと思ってしまうのですが、そんなことはなく、見事に城の壮大さ、優雅さを写し出されていました。
言葉は要らない、写真が語っている。
そんな本でした。
お城も現在では本来の役割を終えて観光地となっていますが、当時築城していた職人たちのことを思うと、尊敬の念を持たずにはいられません。
設計室の多田です。
もうすぐハロウィンですね。ハロウィンに向けて、6編ほど100文字小説を書きました。二日に1編ずつ、『ノベルアップ+』という小説投稿サイトにアップしています。『一KOH ノベルアップ』と検索するといろいろ出てきますので、もし興味のある方はぜひ調べてみて下さい。
さて、今回ご紹介する本は多湖弘明著『鳶 上空数百メートルを駆ける職人のひみつ』です。
あらすじ…1997年11月5日、午前6時40分。まだ薄暗く、肌寒い朝。仕事中の事故で、一人の仲間が目の前でこの世を去りました。その時彼はまだ、21歳という若さでした。彼の仕事は、鳶。私は、鳶を通じて、「自分が出来ることは何か」を自問自答し、『鳶の仕事を写真と文章で表現する』という活動をすることで、仲間の生きた証、自分自身の生きた証を残し、存在意義を見出そうと考えました。自分の言葉で伝えておきたいことがある。一人でも多く、私を通じてとび職を知ってもらいたい。この目で見たもの、感じたことを、みなさんの鳶を知る術として欲しい。
本書は、鳶職人である多湖弘明氏が鳶の世界で生きてきて見てきた、感じてきた、鳶のリアルというものを克明に綴った本です。
その仕事を知るためには、その道のプロに教えてもらうのが一番良く、鳶のリアルな世界を知りたい方はぜひ読んで貰いたい一冊でした。
この本を読んで、一番に感じたことは「鳶にはなりたくない」でした。
鳶にはなりたくありませんが、鳶として誇りを持って生きている多湖氏の生き方、考え方には学ぶべきところが沢山ありました。
私はどうだろうか? と考えた時に、私は多湖氏のような生き方は出来ないなと思いました。
しかし、私は私なりに自分の生き方を模索して、人生が輝けるように頑張りたいと思いました。
設計室の多田です。
「春眠暁を覚えず」と言いますが、秋も眠たくなりますね。寒暖差が激しく、着るものに困る時期ですが、体調管理には気を付けたいですね。
さて、今回ご紹介する本は日経アーキテクチュア編『202X建築テクノロジー 先端技術が仕事と建物を変える』です。
あらすじ…今、学ぶべき技術動向を網羅 五輪後の有望市場はここだ! [技術]業務改革/安全・安心の確保/環境保全 [市場]組織の変革/構造の変化/都市の変質 技術トレンドと市場データから近未来を読み解く
本書は、技術の最新動向を追いながら、その技術がもたらす将来の建物や建築の仕事の予測、新たな技術を生かせる将来有望な市場の展望などを行い、災害の増加や少子高齢化といった先行きの不安ばかりを募らせるのではなく、不安を打ち破るための大きな武器として期待できる「技術のチカラ」を紹介しています。
読んでみましたが、耳馴染みはあるけれど実際どういったものなのかよく知らない目からウロコの最新技術のオンパレードでした。私がいかに最新動向を知らないのかを知らしめさせられました。
BIMとはなにか、ICTとはなにか、EMSとはなにか、CLTとはなにか、よくわからないまま生きてきました。
BIMとは、ビルディング・インフォメーション・モデリングの略で、建築物や土木構造物のライフサイクルにおいてそのデータを構築管理するための工程のことを指します。
基本データを読み込ませると、自動でその建物の基本形状などが生成される仕組みのことみたいです。
ICTとは、インフォメーション&コミュニケーションテクノロジーの略で、ストレージ、視聴覚システムなどを統合し、ユーザーが情報をアクセス、保存、送信、操作できるようにする技術を指します。
一つの大きな窓口で全ての業務に対応するような仕組みをイメージすればいいみたいです。
EMSとは、エネルギー・マネジメント・システムの略で、エネルギー使用に関して、方針・目的・目標を設定し、計画を立て、手順を決めて管理する活動を体系的に実施できるようにした仕組みを指します。
建築分野では、住宅向けのHEMS、ビル向けのBEMS、街区向けのCEMSなどがあるみたいです。
CLTとは、クロス・ラミネーティッド・ティンバーの略で、日本では直交集成板と呼ばれています。
集成材と合板のいいとこ取りをしたのがCLT(直交集成板)と考えると良いみたいです。
その他にも色々と載っていましたが、この本が既に7年も前の本だというのだから驚きです。
時代に取り残されないように、建築分野の最新動向を敏感にキャッチ出来るようにしていきたいと思います。
設計室の多田です。
10月10日は晴れの特異日で、雨が降ることがほとんどないみたいですね。10日以降は良い天気でお出かけ日和でしたね。
さて、今回ご紹介する本は船津欣弘『あなたの家は耐えられますか 震度7でも倒れない家づくり』です。
あらすじ…最初に強調しておきたいのは、建築基準法は「最低限の基準」だということです。最低限の、とはどういうことかというと、震度6強の巨大地震が襲った場合、人命は守られるが建物の損傷は免れないということです。
本書は、「震度7に耐える」をこれからの家づくりの新基準と考え、具体的な新築計画や耐震補強のノウハウが書かれている本です。
地震大国ニッポンに住んでいる私達は、耐震に関する話は耳にタコができるくらい聞かされていることと思います。
今回は、復習の意味合いも兼ねて再び耐震に関する本を読んだのでご紹介したいと思います。
今回、まず初めに書かれていたのは、地震に耐える家というのは「法的瑕疵」のない家だということです。
「法的瑕疵」とは、法律上の効果を完全に生ぜしめず、それを補い、または覆滅せしめる別の効果を生ぜしめるような法律上のなんらかの欠点を指し、簡単に言えば、施工会社が法律通りにちゃんと建てなかったことによる不良、ということです。
現在建てられている家は新耐震基準で建てられているので、建物が倒壊しないのは当たり前ですが、こうした瑕疵が発生した場合、現在建てられている家でも倒壊する可能性はあります。
全く瑕疵のない家は当然、倒壊することはありません。なので、いかに、瑕疵を失くせるかが重要になってくるのです。
人間の造る物ですから、瑕疵を0にすることは出来ません。しかし、限りなく0に近づけるように皆で努力していくことが重要だなと感じました。
設計室の多田です。
10月になりましたね。ようやく秋らしい気候になってきましたが、すぐに寒くなっていくのでしょうね。
さて、今回ご紹介する本は八納啓造著『わが子を天才に育てる家』です。
あらすじ…勉強部屋なんていらない! 頭のよい子が育つ家は“間取り”が違う!
本書は、子供の才能を引き出してくれる住環境の重要なエッセンスについて、住環境を探求してきた建築士の立場から統合的な視点で紹介されている本です。
先月読んだ本の中にも、子供部屋について言及していた本がありましたが、この本も子供部屋についての言及がありました。
日本では、子供の為に家を建てることが一般的ですが、子供部屋に関する考えるべきポイントや、様々な悩みや相談について答えていました。
この本でも書かれていましたが、子供の自立性を促す、引きこもりにならないための子供部屋を造るためには、ただ居室としての子供部屋を用意するのではなく、子供の意見を取り入れた、家族のコミュニケーションが計れる、そんな子供部屋が造れたら良いと書かれていました。
家を子供のことを考えすぎるあまり、子供が独立した後の暮らしを考えていなかった家族も沢山あります。
家づくりは考え始めるとどこまでも考えることが出てくる、底なし沼のような存在でもあります。
住む人を幸福にする家づくりを私達も手伝いたいと思っていますので、先ずはご相談頂ければと思います。
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