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本の紹介設計室の多田です。
「南香」と「天草」の交配で作られた瀬戸プリンセス、初めて食べました。むぎやすくて、みずみずしくて、とても美味しかったです。
さて、今回ご紹介する本はエクスナレッジ著『小さな平屋。 自然を感じる、すこやかな暮らし』です。
あらすじ…通り土間で庭と畑をつないだ晴耕雨読の暮らし、子どもが内と外を自由に行き来する土間リビング、20坪の住まいにアトリエを構える定年後の家……など、暮らしを存分に楽しむ、13件の幸せな住まい。
本書は、13件の平屋がそれぞれの家の特徴だったり工夫だったりを写真付きで数ページに渡って紹介されています。
本書に出てくる家は、住まいに華美であることを求めず、そこで過ごす時間からより深い充足を得たいと望む、そんな人々が暮らす平屋です。
平屋に住みたいと思っている人がどんな考えからその選択をしたのかを知ることが出来る、良い本でした。
コラムで平屋と2階建てはどっちが高いか? というのも書かれていましたが、同面積の2階建てと平屋では、平屋の方が基礎と屋根の面積が大きくなるので、その分建設にかかるコストは高くなる、しかし、メンテナンスなどのランニングコストも考えると平屋の方が安い、とこれには書かれていました。
平屋には平屋の、2階建てには2階建ての利点がそれぞれありますので、一概にどちらが良いとは言えませんが、お客様の理想とする住まいに近づけるように努力していきたいと思いました。
設計室の多田です。
サッカーワールドカップ、盛り上がりましたね! 森保ジャパンの皆さん、沢山の感動をありがとう!
さて、今回ご紹介する本は吉沢洋編『イラストで読む建築 日本の水族館五十三次』です。
あらすじ…“建築”を知れば水族館が2倍楽しい! 海水はどこからもってくるの? 継ぎ目のない水槽はどうつくるの? などなど…… 水族館にまつわる不思議をわかりやすく解説!
本書は、全国から厳選した水族館53館を“一筆書き”コースで紹介されています。
図書館や博物館、美術館は建築的な視点で見ますが、水族館を建築的な視点で見たことはそういえばなかったなと本書を読んで思いました。
四国では、香川県に四国水族館が出来ましたが、この本でも取り上げられていました。
本書によると、四国水族館の展示テーマはズバリ「四国の水景」。瀬戸内海や太平洋、生活を支えたため池、四万十川をはじめとする清流などを展示によって体験できるそうです。
本書を読んで、水族館に少し興味を持ったので時間を作って今度行ってみようと思いました。
また、水族館の多くは大成建設が設計・施工しているということも、本書を読んで初めて知りました。
大成建設のように、会社の強みを活かして受注を取っていくことは大切だなと思いました。
設計室の多田です。
12月に入りました。今年も残すところ1カ月ですね。精一杯駆け抜けたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は高森洋著『すぐできる! 「地震に強い家」にする80の方法』です。
あらすじ…持ち家の人でも賃貸の人でも、即使える! 阪神・淡路大震災も経験した著者が、耐震グッズや、被災した時の処し方についても詳述‼
本書は、大手住宅メーカーで活躍した地盤研究のスペシャリストが、「倒れない」「ケガしない」家にする方法を完全レクチャーしてくれています。
耐震の本は過去にも何冊か読んできましたが、本書は家を強くするだけでなく、地震に備えるための知恵や地震に強い家選びのポイント、地震に強くする生活スタイルなど、初心者から上級者まで深く学べる本となっています。
本書は2011年に発刊されていますが、その年はまさに東日本大震災が発生しており、地震に対しての関心も高まっている時だったのではないでしょうか。
本書にも書かれていますが、1981年以前の建物は旧耐震基準で建てられた建物であり、震度6以上の地震で高い確率で倒壊する危険があります。
1981年以前に建てられた建物は、大地震に備えるために耐震診断を行うことをおススメします。今治市では、市からの助成制度があり、3000円から受けられます。
まだ、耐震診断をされてない方は、一刻も早く耐震診断を行って頂きたいです。
弊社でも、耐震診断を行っております。市からの助成を受けて申し込まれる際には是非とも弊社の名前をお書き頂ければと思います。
設計室の多田です。
久しぶりにがっつり漫画を読みました。最近は、ネットですぐにその場で漫画が読めるから便利な世の中ですね。
さて、今回ご紹介する本は文:藤森照信 画:宮沢洋『画文でわかるモダニズム建築とは何か』です。
あらすじ…『人類と建築の歴史』の衝撃!!
本書は、建築史家・建築家である藤森照信氏の著作『人類と建築の歴史』の第6章「二十世紀モダニズム」と第5章の一部を、画文家の宮沢洋氏がイラスト化し、藤森氏へのインタビューなどを加えてまとめたものです。
モダニズム建築とはすごく簡単に書くとズバリ、鉄、ガラス、コンクリートで作られた建築物である、ということでした。
本書の中で、人類の建築飴玉論というのが出てきましたが、とても分かりやすい表現だなと思いました。
人類の建築飴玉論とは、人類の建築の材料は石、土、木の3つから始まり、そこから徐々に様々な材料や建築論が生まれ、そして鉄、ガラス、コンクリートの3つに収まる、というものです。
最初の3つと後の3つに共通することは、どちらも大量にどこにでも存在するということです。
今後、新しい材料が出てくるかと藤森氏に宮沢氏は尋ねていますが、出てこないのではないかと藤森氏は答えています。
この先どうなるのか、果たして藤森氏の考えは当たっているのか、注目していきたいと思いました。
設計室の多田です。
木枯らし一号って、関東地方と近畿地方でしか観測されないみたいですね。春一番は四国でも観測されるのに不思議ですね。
さて、今回ご紹介する本は二村悟著『日本の建築家解剖図鑑』です。
あらすじ…天皇に迎賓館を酷評された片山東熊は落ち込み過ぎて体調を崩した!? 三菱一号館の曾禰達蔵は実は建築家になりたくなかった!? 日本建築の歴史を築いた偉大なる63人の物語。
本書は、日本の建築家とその代表的な作品についてイラストを用いて図解した近現代の日本建築の入門書です。
これまで読んできた本の中で出てきた辰野金吾、内藤多仲、村野東吾、前川國男、坂倉準三、丹下健三、黒川紀章、東孝光、菊竹清訓といった有名建築家が、見開き1ページで紹介されており、点と点が線で繋がった部分もありました。
また、初めて聞いた建築家も数多くあり、知識の幅が広がったように感じます。
今回の本を読んで感じたのが、有名建築家は必ずしも建築関係の仕事ばかりはしていないという点です。
それぞれが持つ幅広い知見が、別の分野でも活躍していました。
なかなかそこまでは簡単に出来ることではありませんが、私も本を読んで自分の専門分野以外の知識も身に付けられたら良いなと思いました。
今はもう亡くなった偉大な建築家の足跡に触れましたが、現代を生きる私たちはまた創意工夫をもって生きていかなければいけないなと思いました。
設計室の多田です。
11月11日と言えば、ポッキー&プリッツの日ですね。じょいふるの調べに乗せて、いきものがかりの吉岡さんがポッキー振り回して踊っているCMが忘れられません。
さて、今回ご紹介する本は山﨑鯛介、小林正泰、立花美緒共著『日本の美しい小学校』です。
あらすじ…あなたが通っていた小学校は、どんな校舎でしたか? 子どもが学び、遊び、成長する場所として建てられた小学校の校舎は、時代に合わせて少しずつ姿かたちを変え、その時代を生きる子どもたちのために設計されてきました。木造の懐かしい校舎から、鉄筋コンクリート造の個性的な校舎まで、選りすぐりの名校舎を集めました。今ひととき、子ども時代や子どもたちの姿を思い浮かべながら、「名建築としての学び舎」をご堪能下さい。
本書は、全国各地の明治から現代までの学校建築の名作を29例選んで写真とともに載せている本です。
全国に何万とある小学校ですが、その中でも名建築と呼ばれる小学校を厳選して紹介されているので、どれも個性的で読んでいて楽しかったです。
私は小学校の頃の思い出があまり残っていないので、懐かしさは感じませんでしたが、それでもやっぱり母校には愛着はあります。
この本を読んで、あの頃の同級生たちは今、どこで何をしているのだろうかと思いました。
少子化が進み、小学校も次々と統廃合されておりますが、そこで過ごした時間は各人の思い出の中に残り続けていて欲しいものですね。
弊社でも、皆さまと共に時を刻めるお家づくりをしておりますので、是非ともご相談頂ければと思います。
設計室の多田です。
11月もまだ始まったばかりですが、ハロウィンを過ぎるとクリスマスやお正月が待ち遠しくなってきます。何故なんでしょうかね?
さて、今回ご紹介する本は志村史夫著『「ハイテク」な歴史建築』です。
あらすじ…日本が誇る歴史的名建築を著者自身が取材。理系学者ならではの知見と視点で、その構造の巧みさ、自然に対する強さ、そして美しさの秘密に迫る一冊。
本書は、歴史的に有名な名建築には、現代にも勝るとも劣らない「ハイテク」技術が用いられていたことを示す一冊です。
「縄文時代」と聞くと、皆さんはどのような暮らしを思い浮かべますか? その次の時代の弥生時代と比べると、「未開」のイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんな縄文時代ですが、なんとその頃から人力と縄だけで、十数メートルはある木材を建て、巨大な堀立柱構造物を造っていたというのです。
当時のこれらの大型柱に、内側に二度傾けることによって互いに倒れにくくした「内転び」の技法が使われていたそうです。
日本の縄文時代の技術は、世界史における屈指の古代文明が有した技術に匹敵するものであったようです。
現代の私たちが人力と縄だけで真似をしろと言われても、とても真似できないですよね。
現代は昔のように良質な木材もありませんし、驚異的な力を持つ人たちも居ません。しかし、知恵や工夫によって、古代の人々に負けない技術力を持っています。
建築業界も変革が著しいですが、振り落とされないように頑張りたいと思います!
設計室の多田です。
先日、甥っ子が1歳の誕生日を迎えました。私は独身ですのでもちろん子供はおりませんが、やっぱり赤ちゃんは可愛いですね。どんな風に成長するのか、楽しみです。
さて、今回ご紹介する本はcasa cube プロジェクト著『新版四角い家の秘密-casa cube-』です。
あらすじ…casa cubeは、なぜ、窓がなくても明るいのか? なぜ、高品質なのに安くできるのか? なぜ、防犯上、最適なのか? 災害、特に地震に強いのはなぜか? ……その答えは、この中に。
本書は、casa cube(カーサキューブ)という建売住宅の紹介書籍です。
四角い家、と聞いて初めに思ったのが地震にすごく強そうだということでした。
本書を読んでみると、このcasa cubeは震度7の地震でも楽々と耐えうる性能を持っているということでした。
本書には、他にも窓が細長く天窓から光を取り入れる、夏涼しく、冬暖かい、建築費用が安い、メンテナンス費用を軽減できる、など沢山の魅力的な特徴が書かれていました。
本書は2012年に書かれたもので既に10年が経っていますが、ホームページを覗いてみると、本書に書かれていたものとは変化しているものの、概ね同じようなコンセプトで展開してありました。
また、全国展開しており、愛媛県でも2社がこのcasa cubeを採用していました。
弊社は、cozy、イノスの家の加盟店です。どちらもこのcasa cubeにも負けない魅力を持っております。
10/29~30に平屋完成見学会もありますので、ご興味のある方、ぜひご参加してみて下さい!
設計室の多田です。
実は私、本を読むだけでなく、自分で書くことも好きなのですが、先日、今書いているWEB小説が連載して丸2年になりました。小説自体は大学生の頃から書いているのですが、ここまで長期連載の作品は初めてで、飽きずに続けてこられた自分を褒めたいです。
さて、今回ご紹介する本は松隈洋著『モダニズム建築紀行 日本の戦前期・戦後1940~50年代の建築』です。
あらすじ…ヨーロッパで誕生したモダニズム建築が日本でどのように、展開されていったのか。建築家はその時代の課題にいかに立ち向かったのか。著者は全国各地のモダニズム建築を実際に訪ね歩き、その答えを丁寧に読み解いていった……。
本書は、戦前期~1950年代のモダニズム建築の誕生の秘密について語られた作品となっています。
21世紀も22年が経ち、本書に書かれている建物は70年~100年は経っており、いくつかは解体されています。
歴史的に価値があると評価され、重要文化財として世界や国や地方自治体が保存をしている建物もあります。
木造住宅は寿命が30年と言いますが、実際には65年は持つのではないかとも言われています。
本書で紹介されている建築物は、ほとんどが木造ではなくRC造、SRC造であり、また大規模建築であり、厳しい施工管理の下で建てられた建物であるので、現在まで現存していることも頷けます。
もちろん、定期的にメンテナンスしていないと現在まで残ることはなかったと思います。
弊社では、お家を建てた後も定期的にメンテナンスシートをお送りさせていただいております。
お客様の未来に寄り添う、そんな心持ちでお付き合いしていければなと思います。
設計室の多田です。
気温が急激に下がり、季節が一気に進んだ気がします。こうした気候の変化に身体がついていけていないのか、少ししんどさを感じます。
さて、今回ご紹介する本は高層建築研究会編著『おもしろサイエンス 木造建築の科学』です。
あらすじ…「木」は生き物で、多数の細胞からなり、その一つひとつに空気や湿気をためて外からの力にバランス良く抵抗します。ですから上手に使えば大変強く、そして長持ちし、しかも自然の風合いをもった建物ができるのです。
本書は、木材の種類、木材を加工した製材の種類、木造建築の工法・種類、腐敗と長期保存と木造建築、地震と木造建築、といったことが書かれています。
木造建築の本もいくつか読んできましたが、この本は特に木造建築の工法について重点を置いて書かれていました。
現在の木造軸組工法は、戦後の木材の不足をどうにか補おうとして誕生しました。
筋交いが登場したのも、戦後になってからです。昔の建て方は、太い木材を大量に使うことで丈夫な建物としていたためです。
つまり、木造軸組工法というのは、〝ハングリーの中の工夫〟から誕生したものと言えます。
さらに、その後、柱や梁の接合部分に金物を使って強度を増す工夫もなされ、現在の木造軸組工法となりました。
弊社でも、より安全、より快適な家づくりをお届け出来るように頑張っていきます。
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