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2024年3月設計室の多田です。
小説投稿サイトで「春の5題小説マラソン」という、1週間ごとにお題が切り替わるイベントがもうすぐ始まるので、そのネタを考えるのに苦労しております。夏、冬、秋とあったのですがそれらも全てクリアできたので、今回も何とか書き上げたいです。
さて、今回ご紹介する本は日経アーキテクチュア編『これ1冊で天井のすべてがわかる! 天井大全』です。
あらすじ…1.天井は「軽く、柔らかく」 2.「落ちない」より「落ちても安全」な設計を 3.地震だけでなく湿度・漏水対策も 4.吊り材に入れるブレースはバランス良く 5.「天井を張らない」のも選択肢の一つ
本書は、天井に関するあれこれについて書かれた本です。
天井については、建築基準法が平成26年に改正されたのは記憶に新しいですが、この本は天井の考え方に関して色々と気づきを与えてくれる本でした。
天井は「落ちない」ようにするのではなく、「落ちても安全」なようにする。確かに理にかなっていると思います。
「落ちても安全」な設計思想で建物を考えることは、耐震診断の「100年に一度の大地震が来たら、住めなくなるかもしれないが倒壊はしない」という思想に似ている気がします。
私もコストと安全の両面から見た効率の良い設計が出来るように心掛けたいと思いました。
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