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『建築家と小説家 近代文学の住まい』を読んで。

設計室の多田です。

 

全国的にコロナ感染者が爆発的にまた増加し始めましたね。ワクチンのおかげか重症化する人は少ないみたいですが、これまでの対処法を実践しつつ、ウィズコロナで付き合っていくしかありませんね。

 

さて、今回ご紹介する本は若山滋著『建築家と小説家 近代文学の住まい』です。

あらすじ…建築家と小説家は何を構築し何を破壊したのか? 「建築からの文学史」であると同時に「文学からの建築史」である。しかしそれだけではない。明治・大正・昭和という一続きの時代への日本人の心の空間を旅する紀行である。さあ、本書をもって旅に出よう!

 

本書は、明治~昭和にかけて活躍した建築家と小説家、この両者の関わりを踏まえながら綴られた小説です。

 

小説家と建築家という奇妙な取り合わせが気になり手に取ってみた本書、時代背景を踏まえながら見てみると、なるほどその時代の思想が反映されているという共通点もあったのかと思いました。

 

辰野金吾と夏目漱石、後藤慶二と谷崎潤一郎、板倉順三と川端康成、丹下健三と安部公房、などなど、といった各年代の代表的な建築家と小説家が出てきます。

 

過去に読んだ本にも出てきた建築家も出てきたので、建築家についてはなるほどそうだったなあと思う部分もありました。

 

小説家についてはよく聞く話もありましたが、初めて聞く話もあり少しだけ楽しめました。

 

愛媛県出身の丹下健三と大江健三郎が出てきたから今治図書館に置いていたのかなと思いました。

2022年07月15日重松建設| 投稿者:重松建設重松建設
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