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設計室の多田です。
7月になりました。四国地方も梅雨明けしましたね。歴代最速の梅雨明けのようですが、水不足にならないか心配です。
さて、今回ご紹介する本は笹井恵里子著『室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる』です。
あらすじ…「冬の室内温度は18度以上に」。WHOが健康の観点から、このように勧告していることをご存知でしょうか?実はあなたの「健康」は、住環境に大きく影響を受けています。本書は最新のエビデンスをもとに「健康を守る家」「健康寿命をのばす家」について考えてみます。運動や食事だけでは実現できない、新しい健康のあり方を提案します。
本書を読んで私が強く感じたのは、断熱性を高めることってこんなにメリットがあるのだということです。
断熱性能を表すUA値は、新築住宅の設計をする上で検討すべき項目の一つとなっています。
冬は室内の熱は窓から出ていきます。その割合はなんと全体の半分以上である58%です。
ということは、窓の断熱性を高めればいいのかというとその通りです。手っ取り早く家の断熱性を上げたければ、窓を高断熱仕様の窓に取り換えればよいのです。
高断熱にしたら、夏は暑くなるんじゃないの? と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、夏に窓から熱が入ってくる割合は全体の73%、窓からの熱をシャットアウト出来れば、エアコンの効きも格段に良くなります。
私たち人間は、一日の半分以上を家で過ごしています。住環境を整えることは、健康寿命を延ばす上で大きな影響を与えます。なかでも、断熱性を上げることは住環境の向上に大変効果があります。
リフォームをお考えの方、断熱性能のことに関しても相談に乗っておりますので、ぜひ当社を宜しくお願い致します。
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