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『木が創った国 探訪日本人と木の文化史』を読んで

設計室の多田です。

 

今治商店街でやっている土曜夜市が、今年は7月限定で行うというニュースを観ました。新型コロナウイルスは依然収まる気配はありませんが、コロナ前の風景は徐々に戻って来つつあり、ウィズコロナの生活様式が浸透しつつあるのだなと思いました。

 

さて、今回ご紹介する本は中嶋尚志著『木が創った国 探訪日本人と木の文化史』です。

あらすじ…日本人は木と植物で暮らしの文化を創り上げた──世界有数の樹木環境のもと縄文時代に誕生した木の文化は、どのように日本を代表する文化となったのか?

 

本書は、縄文時代~平安時代に創られた木の文化について、中国や韓国などの近隣諸国と絡めながら独自の視点で説明されています。

 

日本は世界でも有数の森林保有率を誇り、木とともに暮らしてきたと本書には書かれています。

 

日本最古の木造建築物、法隆寺の五重塔は今から1300年余り前の飛鳥時代に完成しています。

 

現代の技術をもってしても再現するのは不可能だと言われている法隆寺の五重塔、その時代の大工棟梁の工夫と力量のたまものだと本書では書かれています。

 

思えば、日本人は多くの木に囲まれて暮らしてきたと思います。

 

遥か昔、縄文時代から日本人は木を使って生きてきたのだから、現代でも木造建築の家に住むこと、それはごく当たり前のことかもしれません。

 

このごく当たり前のことが、ごく当たり前でない国も多いことを私たちは良く知っておく必要はあるのかもしれません。

 

木造の家づくりといえば弊社では、シンプルなデザインで機能性のある家、『COZY』の家づくりを進めております。

 

見学会やイベントなどもやっておりますので、家づくりをお考えの皆さま、ぜひ弊社をご検討ください。

2022年05月20日本の紹介| 投稿者:重松建設重松建設
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