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設計室の多田です。
寒くなったり暖かくなったり気温の変動が激しいですね。通勤路の桜並木にも桜が咲いてきました。ゆっくりと桜を愛でる余裕を持ちたいものです。
さて、今回紹介する耐震診断時に扱う用語は【軟弱地盤割増係数】です。
【軟弱地盤割増係数】とはその名の通り著しく地耐力の弱い液状化しやすい軟弱地盤の場合に割り増す係数です。
この係数、なかなか判別が難しいです。申請者の方からお話を聞き、家が建つ前の地盤の状況などを聞いて判断致しますが、ボーリング調査をするわけでもないので、聞き取り調査からの経験則に基づいて決定する場合が多いです。
軟弱地盤だと判断された場合には、必要耐力に1.5倍を掛けます。この【軟弱地盤割増係数】はかなり大きな係数として乗ってきます。
この係数が乗ってきたときは、耐震改修工事も大規模になるものと思って間違いないと思います。
さて、今回は【軟弱地盤割増係数】について簡単にご紹介致しました。
当社では、来年度も耐震診断、耐震改修工事にも力を入れて取り組んでまいります。耐震診断、耐震改修工事をお考えの際にはぜひ当社をご検討ください。
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