昨日、１９日から今治工業高等学校から職場体験のインターンシップで２名来ています。
二人とも　明るく、礼儀正しく、そして私の親父ギャグを理解できる（？）優秀な素質のある青年です。
高校では電子機械科で学んでいるそうで、電気科と機械科の両方の分野を学んでいるとか。
建設業の中の職業としては電気設備工事が専門分野と思いますが、就職したら他の業種を経験できません。
ほんの少しでも体験しているのとしてないのでは大きい違いに発展する可能性があります。
職種も多岐に渡る建設業だから、いろんな軽作業を体験していただき、その中で将来就職先を選ぶ時、業界・業種・会社・職業を選ぶ参考になってもらえればいいな～と思っています。
御存知のように弊社は公共建築・店舗・ビル・住宅の新築はもちろん、リフォーム・メンテナンスまで巾広く総合的に施行し、不動産部門もある会社ですし、女性の営業や技術者も多数働いています。
中学・高校生のインターンシップには最適な職場と自負しておりますので今回、２名の高校２年生には「重松建設株式会社に行って良かった」と思っていただけるよう社員全員願っています。

ところで、本日２日目も弊社建設現場で軽作業を行っていただきました。
朝のラジオ体操・弊社周辺の道路の掃除・朝礼の後、いざ出発！
午前中はＡ邸で住宅電気配線後の様子の見学、断熱材や外壁材の片付けをしました。

お昼前に高校生の一人は事務所新築中のＢ邸で水平器を使って型枠レベル（水平）確認を。
もう一人はＡ邸のお掃除と外壁材の端材を運搬・処分をしました。

午後はＣ邸で基礎の鉄筋の結束（細い針金で縛る作業）を手伝ってくれました。
鉄筋屋さんは御夫婦で働いていて、特に奥様は丁寧に優しく結束の仕方を教えてくれました。
最初に教えて、途中で生徒の理解度を確認して再度教え、慣れてきたのを確認した上で　更なるテクニックを教えてくれました。
「最初に全部を教えて終わりではなく、段階をおって教える。中間チェックをして指導する。」。教え方をこちらが学んだ気持ちになりました。

ところで肝心の高校生二人は、結束の道具を見るのも触るのも初めてですが、徐々にスピードもあがり、１箇所あたりの結束時間が職人さんの１０倍かかっていたのが５倍くらいに短縮できました。
座り込んでの作業。秋と言っても太陽に照らされる中では作業も楽とは言えませんでしたが、「まじめにコツコツ」頑張ってくれました。
「形が残る建設作業を体験で来て、楽しい」と言ってくれた時にはこちらもホッとしました。

もちろん高校生の作業後、鉄筋屋さんがチェックしてましたので、建て主のＢ様、ご安心を。

１７時の終礼後、解散。今日は特にあちこちに行き、盛りだくさんの仕事を体験していただきました。

さあ、明日の午後はこのＣ邸の現場のコンクリート打ち工事です。

明日も明るい朝の笑顔で挨拶できることを期待しています。　お疲れ様でした。村上