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地産地消の家づくりセミナー

第3回家づくり丸得セミナーに行ってきました!
このセミナーは、越智今治地域「地産地消の家づくり」推進協議会の主催です。
月に1回、『さいさいきて屋』の研修室で行われています。
当社も協力しているので、参加してきました!

今回は、「木材のふるさとをたずねて」間伐・木材市場現地見学 というわけで、玉川に行ってきました!

製材所
まずは製材所です。羽藤製材さんに行ってきました。

マルタ 角材
これを→→→→→→→→→→→→→→→→→これにする工場です。

機械1 機械2
機械がめちゃくちゃカッコいいです。

木くず
機械の近くはフカフカの木くずです。砂浜みたいです。

こちらの製材所では、木材を昔ながらの自然乾燥で乾燥させているのだそうです。
今は機械で高速乾燥が主流なので、貴重な会社だと思います。

いなか
次は玉川ダムの上流へ向かいます。とてものどかです。

杉林
杉が高ーい。空が遠ーい。

伐採
杉を切るところを実際に見ました!
奥に倒れているのが倒した杉です。倒れる瞬間を撮りたかったんですが、ぜーんぶブレてました…。
ほかの木に当たらないように、倒れる方向を計算して切るんだそうです。
職人技って感じですね!

カット
倒した木をその場でカットします。

機械を操り木材を載せていきます。
神々しい
おじさんに神々しい光が!
働く姿は美しいのです。

強そう
とても強そうだったので思わずパチリ(笑)

杉林はとても楽しかったです。
でも、そこには林業の現実がありました。

日本の林業は、安い外国の木材に押されて、非常に苦しい状態です。
切っても売れなければ、林業に携わる人たちの生活は苦しくなります。
放置された山が、たくさんあるんだそうです。

日本の杉林の多くは、人の手で植えられたものです。
人が手を入れなければ荒れてしまいます。

明暗
赤い線で区切った右と左の明るさが違うのが分かりますか?
右は間伐をした後の林、左はまだの林です。

右側は明るくて、空が見えます。
左側は薄暗く、光が入らないので草も生えにくいそうです。

荒れた林では、山崩れが起きたり、保水力が落ちたりするそうです。
人の手で守らないと、山は荒れてしまうんです。

かといって、木を切っても、使われないのではもったいないです。
今では切った木を放置する事も多いそうで、そうなったら林業に携わる人たちは、働くだけ働いて利益はほとんどありません。
というわけで…

みなさん木で家を建てましょう♪o(^∀^)o

杉上
空の見える杉林ばかりになることを願って!

木材市場
所変わって木材市場にやってきました。

ここは、森と製材所の橋渡しをするところです。
たくさんの丸太が置かれていました。

丸太番号
描かれている数字は、丸太の直径だそうです。
この丸太は、1番短いところで28センチあるようです。

しかし木の値段を聞いて驚きました!
このサイズだと、10本くらいで12000円ほどだそうです!
いいい1本1200円!?
そりゃ林業生活が苦しくなるわけだ…

でも、逆に言えば、国産材が手ごろな値段で手に入るということです。
そろそろ国産材が見直されてもいい頃なのでは!?

家を建てる時には、その材料の中にぜひ国産の木材も選択肢に入れてみてください。

最後に癒しの写真を。
長短

『水源の森』の杉林です。
すごくきれいなところでした。

2008年07月18日お知らせ| 投稿者:重松建設重松建設
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